2023/09/19

ビューで行の高さを超えたことを表示

リスト値を表示するビューでは、区切り文字に改行を指定して、値を整然と表示させることがよくあります。

ただ、このビューの設定、リスト値の数が多くて行の高さを超えたかどうかが判断できません。例えば、上記の1件目のデータは次の通り8要素でした。ビューだけを見ると5要素だと誤解されかねません。


このような場合に利用できる列式を作成しました。汎用的に作成したので、パラメータをセットするだけで、様々なシーンで利用できます。

REM {パラメータセット};
xMaxRow := 5;
xListVal := Type;
xUnit := "件";

REM {以下は共通部分(変更しないで下さい)};
xCount := @Elements(xListVal);
@If(xCount <= xMaxRow;
   xListVal;
   @Subset(xListVal; xMaxRow-1):
      (" … (計 " + @Text(xCount) + " " + xUnit + ")")
)

指定できるパラメータは次の3つです。これらの変数に値を与えるだけで利用できます。

変数 用途
xMaxRow 数値 ビューのプロパティで指定した行の高さ
xListVal 文字列リスト 列に表示するリスト値
xUnit 文字列 リスト値の単位


実行すると次のように表示されます。xMaxRow を超える場合は、最後の要素を件数表示に置き換えて表示します。

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