今回は小ネタを短くお伝えします。
あってほしくはない症状なのですが、Notes クライアントを使っているとハングアップすることがあります。
例えば、以下の画面はロケーションを切り替えようとしただけなのですが、パスワード入力後ワークスペースが表示されることなく、止まってしまいました。はじめは(応答なし)と表示されていなかったので、待たされているのか落ちているのか判断できません。動画を撮ろうと準備している 5 分ぐらいの間に(応答なし)と表示されました。
このような現象が出た場合、皆さんはどのような対応をされていますか?
タスクマネージャから終了
ノーツを一般的な Windows アプリと考えるとタスクマネージャで強制終了させることになります。ただ、この方法は OS から見たアプリの強制終了であり、他の関連タスクやメモリ、テンポラリファイルの削除は期待できないでしょう。再度ノーツを起動した場合、安定したクリーンな状態とは言えないと思います。
デバッグツールの使用
私のような一昔前のノーツユーザが慣れ親しんだ方法です。
ノーツクライアントに同梱されているデバッグツール nsd.exe を利用することで強制終了できます。
手順は次の通りです。
- コマンドプロンプトを起動する
- カレントディレクトリをノーツのデータディレクトリに移動(例:c:\Notes\Data)
- プログラムディレクトリの nsd.exe に オプション -kill を付けて実行
しばらくメッセージが表示された後、最後にファイル名が表示されます。このファイルにはさまざまな情報が含まれており、テクニカルサポートに送付すると原因の調査が行えます。
この方法の利点は、タスクマネージャの強制終了とは違い、ノーツ環境をきれいに掃除してくれることにあります。
WIndows メニューから終了
認知度が意外と低いのがこの方法です。
ノーツをインストールしたマシンには[HCL Applications]というメニューが追加されますが、このメニュー内に「HCL Notes の診断データを収集して HCL Notes を終了する」というものがあります。これを利用すると上記デバッグツールと全く同じことを実行できます。
ちなみに「HCL Notes の診断データを収集して HCL Notes を稼働したままにする」は、その名称の通り、情報収集だけしてノーツの実行を継続します。
まとめ
今回はノーツの強制終了の方法を紹介しました。
ハングアップのような不測の事態以外にも、永久ループの LotusScript を実行した場合や時間のかかる処理を実行したが Ctrl + Break で止められない場合などでも利用できます。
ちなみに、このメニューの認知度が低い理由は Windows の仕様が絡んでいると推察します。例えば Windows 10 では次のように最後まで表示されません。これじゃどっちを選べばいいか判別できず使えないですね。
Windows の仕様もいまいちですが、はみ出るような長い名称を付けたノーツにも非があります。






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