2024/04/27

DXL Step-by-Step:#33)表の幅のしくみ

今回は表の幅や列の幅について調査した結果をまとめます。


表の幅の設定

表の幅の設定は 3 種類に大別できます。そして、固定幅にすると 左・中央・右 にそろえるかを指定できます。

この設定を DXL で表現すると次のようになります。

  <table widthtype='fixedleft'>

table ノードの widthtype という属性で指定されるということですね。その種類は以下の通りです。

属性 設定値 補足
widthtype 'fitmargins' マージンに合わせる
'fitwindow' ウィンドウに合わせる
'fixedleft' 固定幅(左)
'fixedcenter' 固定幅(中央)
'fixedright' 固定幅(右)

表のプロパティで固定幅の表を選択すると「位置」を選択できます。それに合わせて、固定幅の設定は 3 種類用意されています。


マージンの設定

表の余白の設定で、表の左右の余白(マージン)の設定が可能です。

DXL では、次の属性を使用し、それぞれ、長さ(インチ)と割合(%)で指定できます。

属性 設定値 補足
leftmargin '2in' 左マージン(インチ)
'10%' 左マージン(%)
rightmargin '12.3456in' 右マージン(インチ)
'100%' 右マージン(%)


幅の設定とマージン

ノーツクライアントで表を作成し、DXLで確認すると、次のようなことがわかりました。

  • 左マージンは 1 インチの場合は省略してよい(属性を作成しない)
  • 右マージンは明示的に設定したいときだけ設定
  • マージンに合わせる表のデフォルトは左右のマージンを指定しない

また、ウィンドウに合わせる表では、左マージン 0.75 インチで、右は指定されませんでした。左マージンを指定しないだけでなく、0 でもないことが不思議ですね。

また、固定幅であっても左右のマージンを % で指定できるようでした。ただ、ウィンドウの幅を変えるとマージンが変化し、表が ”固定” されないので、活用しづらそうだと感じました。


前回 DXL Step-by-Step


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