2025/06/22

DominoHub 2025 Tokyo レポート

6 月 19 日・20 日の 2 日間にわたり、DominoHub 2025 Tokyo を開催いたしました。ご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

今年のテーマは「#DX(Domino Experience)〜Dominoの真実を語る〜」。Notes/Domino の実力や可能性を紹介するセッションをはじめ、実際の活用事例、さらには開催週にリリースされたばかりの 14.5 に関する最新情報 など、充実した内容となりました。

今回のイベントが、皆様のビジネスに少しでもお役立ていただける機会となったのであれば幸いです。

イベントの内容を詳細にレポートしたいのですが、スタッフとしての参加だったので、セッションは、ほとんど聞くことができませんでした(面白そうなテーマが盛りだくさんだったので、残念でなりません)。そこで、今回は、私が担当した部分だけのまとめとさせていただきます。


オンラインセッション

初日は、『Notes をもっと魅力的に! 今すぐ使える Excel 連携術』と題して、オンラインセッションを行いました。このブログで連載 Notes - Excel 連携 を再編集して、Notes データから帳票やグラフを作成する方法の紹介でした。

また、後半は、Excel で作成したグラフ画像をノーツ文書に書き戻し、見栄のいいレポートを作成する方法です。こちらは DXL Step-by-Step で連載している DXL(Domino XML Language)の事例で、昨年リリースした dxlSuite for LotusScript の利用例を紹介させていただきました。

Excel 連携と DXL を使えば、Notes のニガテを克服でき、ノーツをもっとリッチに、もっと魅力的にできます。今回のセッションでは、具体的なコードとともに解説を加えました。また全コードは資料内に掲載しています。1か月間は DominoHub のポータルサイトで、セッション動画と資料が掲載されていますので、ご興味のある方はご参照ください。すでにイベントは終了していますが、後付けで登録いただいても参照可能です。


展示ブース

二日目はセミナー会場前で展示ブースを担当しました。これまで作成した数々のアプリケーションを一堂に展示しました(私が開発していないアプリも含まれます)。

AI 連携や Nomad アプリ、DXL や Excel 連携のアプリケーションを中心に、Notes/Domino の可能性を感じていただけるようなアプリが紹介できたかと思います。

また、会場セッションの合間に展示ブースを紹介する機会がありました。そこでは上記リストにない新しいアプリを紹介しました。

OpenAI 社の画像生成 AI である、Dall-e3 の API を利用して、Notes アプリのアイコンを生成させるアプリです。Dall-e3 で正方形の画像を生成すると 1024x1024 の画像となるので、それを Excel で 64x64 の画像に変換、DXL でアイコンとして nsf に登録する機能を持ちます。

Dall-e3 の API や DXL で DB アイコンを操作する方法については、いずれこのブログでまとめたいと思います。


さいごに

今年の会場セッションは CIRQ -シルク- 表参道 で行いました。白を基調とした上品な会場で清潔感がありました。また、スタッフはとても丁寧で気持ちが良い対応でした。そのおかげで、これまでにない上質なイベントとなったと思っています。

今後もこのような会場でイベントを行いたい思った反面、もっとスムーズに運営しなければ...と感じました(DominoHub は HCL Ambassador を中心に有志で運営しています)。


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