最近、設計要素の DXL を調査する機会があったので、その結果をまとめます。今回は、ビューに関してです。
全体の構成
Domino Designer でビューの右クリックメニューより[DXL で編集]を選択し、DXL を表示します。画面下部の[設計]タブを開くと、DXL の構造が階層化されて表示されます。全体の構成を確認するにはこの画面が便利ですね。
まず、ビュー全体を表すノードは view となっています。これまで操作してきた文書では documentでした。この連載当初に紹介したエージェントでは agent でした。単純でわかりやすいですね。
view ノードの配下には、緑のアイコンで属性が表示されます。name にビューの名称、showinmenu には[表示]メニューに表示するの設定があります。このようにビューのプロパティで設定できる項目が列挙されています。
属性の下には、アクションボタンや列などを表すサブノードが列挙されています。属性とこれらをまとめて、ビュー全体を表すということですね。
各サブノードの詳細については、次回以降順にまとめます。
主な属性
ここでは、view ノードの属性についてまとめます。抜粋すると次の通りです。
属性 | 設定値 | 補足 | |
name | '下書き' など | ビューの名称 | |
alias | 'vDraft' など | ビューの別名 | |
showinmenu | 'true' or 'false' | [表示]メニューに表示する | |
default | 'true' |
デフォルトビューでない場合、属性自体がない | |
bgcolor | 'white' など '#ffffea' など |
背景色 | |
altrowcolor | 交互の色 | ||
rowlinecount | '5' など | 行の高さ(行数) | |
headerlinecount | '1' など | ヘッダーの高さ(行数) | |
rowspacing | '1’, '1.25' など | 行間 |
このようにビューのプロパティにある項目が属性として出力されます。機能やデザインなど多種多様な項目があるので、view ノードには多数の属性が出力されます。
前回 | DXL Step-by-Step |
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