2025/08/19

DXL Step-by-Step:#59)ビューの DXL

最近、設計要素の DXL を調査する機会があったので、その結果をまとめます。今回は、ビューに関してです。


全体の構成

Domino Designer でビューの右クリックメニューより[DXL で編集]を選択し、DXL を表示します。画面下部の[設計]タブを開くと、DXL の構造が階層化されて表示されます。全体の構成を確認するにはこの画面が便利ですね。

まず、ビュー全体を表すノードは view となっています。これまで操作してきた文書では documentでした。この連載当初に紹介したエージェントでは agent でした。単純でわかりやすいですね。

view ノードの配下には、緑のアイコンで属性が表示されます。name にビューの名称、showinmenu には[表示]メニューに表示するの設定があります。このようにビューのプロパティで設定できる項目が列挙されています。

属性の下には、アクションボタンや列などを表すサブノードが列挙されています。属性とこれらをまとめて、ビュー全体を表すということですね。

各サブノードの詳細については、次回以降順にまとめます。


主な属性

ここでは、view ノードの属性についてまとめます。抜粋すると次の通りです。

属性 設定値 補足
name '下書き' など ビューの名称
alias 'vDraft' など ビューの別名
showinmenu 'true' or 'false' [表示]メニューに表示する
default 'true'
デフォルトビューでない場合、属性自体がない
bgcolor 'white' など
'#ffffea' など
背景色
altrowcolor 交互の色
rowlinecount '5' など 行の高さ(行数)
headerlinecount '1' など ヘッダーの高さ(行数)
rowspacing '1’, '1.25' など 行間

このようにビューのプロパティにある項目が属性として出力されます。機能やデザインなど多種多様な項目があるので、view ノードには多数の属性が出力されます。


前回 DXL Step-by-Step


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