2025/08/20

DXL Step-by-Step:#60)ビューの選択式と Code

前回はビューの DXL の全体構成を確認しました。今回からサブノードの構造を確認します。最初は、code ノードです。


選択式

code ノードを開いて詳細を確認します。

同じ部分を VS Code で整形して表示すると次の通りです。

見ただけでわかりますね。この部分はビューの選択式を表しています。formula サブノードには選択式が記述されていることが確認できます。


event 属性

code ノードの event 属性には ’selection’ と設定されています。これが配下のコードは選択式であることを示しています。たとえば、このビューにフォームの式と文書の貼り付け禁止を設定します。

このビューを DXL で確認すると次のように code ノードが3つ出力されています。

フォームの式と貼り付け禁止については event 属性が form、querypaste となっています。このように code ノードはデザイナーのオブジェクトごとに作成され、event 属性でどのオブジェクトかを表しています。


コードと DXL

ビューの設計内に記述したプログラムも DXL 内に出力されます。式言語の場合は formula ノード、LotusScript では lotusscript ノードが作成され、その配下のテキストノードにプログラムが出力されます。

このように記述した言語に応じたノード名で出力される仕様となっています。


前回 DXL Step-by-Step


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