ノーツで文章やフォームを作成していて、体裁よく情報を整理するのに表は欠かせないですよね。この表には、さまざまな機能があり、こんな機能もあるの? そこまでいるんか? と驚くような設定も存在します。ほとんどの設定は、表のプロパティを開くことで指定できますが、プロパティには複数のタブがあり設定の多さに驚かされます。
今回の『表のプロパティ』シリーズでは、奥深い表の機能を順に紹介していきます。
表幅の設定
まずは、メールの本文などリッチテキストフィールドに表を書きます。サンプルとして以下のような 6 行 4 列の表を作成しました。
この状態で、Notes クライアントのウィンドウ幅を変えるとそれに応じて表の幅(各列の幅)が伸縮します。これは、表のプロパティで幅の設定が「マージンに合わせる」になっているからです。
幅の設定で「ウィンドウに合わせる」を選択すると表の左右の隙間(マージン)がなくなり画面の幅いっぱいの表になります。
「固定幅」はその名の通り表の幅を固定にします。画面幅に合わせると列幅が広くなりすぎて間延びするなど、固定したほうが見た目がいい場合に使用するとよいでしょう。
マージンの設定
幅の設定で「マージンに合わせる」を指定した場合の表の幅を詳しく確認してみましょう。ルーラを確認すると 2.5 cm 程度になっています。
正確にはプロパティボックスで確認できます。表のプロパティの右から 3 つ目[表の余白]タブの左余白がその値となります。
初期値は 2.54 cm です。中途半端に見えるのは cm 表記のためですね(1 inch = 2.54 cm)。この幅を 4 cm に修正すると一段下がった表にすることができます。
列幅の設定
表の幅をマージンに合わせる設定にした場合、特定の列の幅を固定することができます。
幅を固定したい列にカーソルを入れ、表のプロパティを開きます。最初のタブ[表のレイアウト]の『固定幅』にチェックを入れることで設定します。
幅に希望する値をセットするとその幅で固定されます。これで、ウィンドウの幅を変更してもその列の幅は変化しません。
たとえば、今回の表では 4 列目以外の幅は大きく変化しません。そこで 1 ~ 3 列目だけ固定幅にすると、画面の幅に合わせて最後の列だけ伸縮する表にできます。
自動サイズ
『固定幅』の横にある『自動サイズ調整』にチェックを入れると列の幅をコンテンツに合わせて自動調整してくれる機能があります。例えば 1 列目で設定するとその列で一番長い行に合わせて幅が設定されます。
その後、行を追加して長い名前を入力するとその幅に応じて列幅が変化します。
この例では 2 ~ 4 列目は固定幅にはしていなかったので、同じ比率で幅が縮小しています。もし、固定幅の列がある場合は、それ以外の列で幅の調整が行われます。
メニューの自動サイズ
先ほど紹介した自動サイズに近い機能がもう一つあります。表にカーソルがあるときだけ表示される[表]メニューに[自動サイズ]があります。
まず、わかりやすい例として固定幅の表で実行してみます。次のようにコンテンツの幅に合わせてすべての列の幅がセットされます。
先ほど紹介したプロパティの『自動サイズ調整』チェックと違うのは、メニューを選択したタイミングのみ効果があるということです。例えば、リッチテキストに書き換えると幅の調整が行われず、折り返しが発生します。
ノーツ文書で、コンテンツが出来上がってから実行して体裁を整える機能と思えばいいですね。
ちなみに、マージンに合わせる表では、固定幅の表で実行したときの比率でマージンの幅に伸長してセットされるようです。
まとめ
今回は、表や列の幅に関係する機能を紹介しました。知らない機能はありましたか?覚えておくと、美しい表を効率よく書けるようになるかもしれませんね。
ただ、今回紹介した表は、罫線と文字が近く、ぎゅうぎゅうで見ずらいですよね。次回は見やすい表を作るための設定をご紹介する予定です。
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