表のプロパティを紹介するこのシリーズ、2 回目は表のマージンの設定に関して紹介します。
セルのマージンの設定
表のプロパティで[表のレイアウト]タブを開き、行の間隔と列の間隔で設定します。プロパティボックスに図式化されている通り、マージンはセルの境目(= 罫線)と文字などのコンテンツを書くエリアとの隙間の設定で、縦と横に対して別々に設定できます。
前回紹介したぎゅうぎゅうの表(図の左)は、マージンの設定が 0 です。ノーツで表を作成するとこの状態がデフォルトとなります。右は行の間隔を 0.2 cm、列の間隔を 0.5 cm に設定しています。これで、表が一気に見やすくなりましたね。
この設定の特徴は、表の全体(= すべてのセル)に一括で設定されます。設定や修正が簡単で効率的に設定できます。
なお、0.2 cm、0.5 cm と設定したのですが、プロパティボックスでは 0.199 cm、0.499 cm と表示されています。これは内部的には inch 管理なので、変換により誤差が出るのだと思います。cm 環境では切りのよい数値が設定できないことがあることを覚えておきましょう。
文字のマージン
セルにマージンを設定するにはもう一つ別の方法があります。文字のプロパティを使った設定です。設定するセルにカーソルを入れ[段落の余白]タブを開き、余白を設定します。
右のマージンも設定できますが、段落の余白では固定値を設定する「絶対位置」か比率で設定する「相対位置(%)」しか設定できません。ウィンドウサイズに合わせて伸縮するセルでは、セルのマージンのように罫線から一定には設定できませんのでご注意ください。
上下のマージンは[段落整列]タブの行間で設定することができます。
お気づきの通り、文字のプロパティは表に特化した機能ではなく、表の外側でも設定できます。設定の単位は段落と言って、ノーツ的には改行までの1行分を表します。ですので、セルのそれぞれで独立して設定でき、セル内に複数行(段落)あれば、1行ごとに設定できます。
複数のセルに対して一括で設定したい場合は設定するセルの範囲を選択してから、プロパティを書き換えると一括で設定することができます。
マージン設定の使い分け
文字のプロパティで行いマージン設定は個別に設定できるという柔軟性はある文設定に手間がかかります。また、行の追加を行った際、その行にマージンの設定が反映されない問題があります。
行を追加するたびに上の行の設定を確認し、同じ設定をするのは面倒ですね。
表のプロパティで設定するマージン設定はそれ一つで表全体に設定されるので、行や列を追加しても維持されます。このような背景から、表のマージン設定は、まず、表のプロパティで行い、個別に設定する理由がある場合に限り、文字のプロパティを利用することをおススメします。
ちなみに表のプロパティで行うマージン設定は、記憶が正しければ Notes R5 で登場した機能と記憶しています。それまでは、文字のプロパティで行うしかなかったため、古い DB 程利用している可能性があります。長く Notes/Domino をお使いの方は、発見したら、表のプロパティのマージン設定に移行しておきましょう。
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